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■書名 空の境界 上・下 | |
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■著者名 奈須きのこ | |
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■出版社 講談社 講談社ノベルズ | |
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■ISBN 4-06-182361-2 ほか | |
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■価格(税込み) 1155円 | |
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■発行年月 2004年6月 | |
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2年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れたのは、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる「直死の魔眼」。死を体現した結界で、彼女は何を思うのか…。 作者奈須きのこはもともと、同人小説家。この作品は以前に同人誌として発表されたものを、講談社が商品化したもの。同人作家をスカウトすることはあっても、作品をそのまま出版化するとはかなりの例外ものです。 はっきり言って、内容はかなりの電波系。もう、ガンガンに受信しまくってます。最初のうちは読んでいて「なんだこれ」とか「訳分からん」という感想を持つかもしれませんが、作品にのめり込んでいく中で、どんどんはまっていく感じのする本です。まぁ、価格も高めなのでまずは立ち読みでどうぞ。(2004年10月はじめ現在中大生協のノベルズコーナーに在庫有り) (C)2004 奈須きのこ/講談社(2004.10.05)
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■書名 ディバイデット・フロント 1〜2巻 以下続刊 | |
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■著者名 高瀬彼方 | |
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■出版社 角川書店 角川スニーカー文庫 | |
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■ISBN 4-04-429301-5 ほか | |
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■価格(税込み) 660円 ほか | |
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■発行年月 2003年5月 | |
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人類が謎のモンスター「憑魔」の攻撃を受けてから20年。憑魔の被害は世界各地に広がるかと見えたが、なぜか憑魔は特定の地域に身にしか出現しなかった。そしてその地には憑魔に寄生されてしまい、戦うことを強制されることとなった人々が送り込まれる。人々はその地を「隔離戦区」と呼んだ…。 そして、日本における隔離戦区はズバリ関東地方!「北関東隔離戦区」である。東京・埼玉・千葉・群馬の一部は憑魔の世界となってしまい、憑魔に寄生された人々が日々戦いを続けるのであった。 不幸な巡り合わせで隔離戦区に送り込まれることになった英次は北関東隔離戦区生駒小隊の新人として、憑魔との戦いに挑んでいく!憑魔の発生のメカニズムとは、そして人類と憑魔との対決の結果はどうなるのか…。 と、まぁ最近の(04年5月)日記でも紹介していますが、ディバイデット・フロントです。いや、なかなか読み込ませる作品ですよ。第1巻読んだ時点でこれは買いだなぁ、と思っていましたが2巻になってますます読み込ませます。憑魔の正体・目的とは、小隊内で錯綜する男女関係、憑魔に強制されることでの人体への影響etc様々な伏線が張られまくってます。2巻でもまだまだ伏線張り続けているので、今後の期待も大きいかと。。 各種設定や考証もしっかりしているので、読んでいて非常におもしろい本だと思います。 (C)2003-2004 高瀬彼方/角川書店(2004.05.03)
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■書名 エイティエリート ACT.1〜ACT.2 以下続刊 | |
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■著者名 庄司卓 | |
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■出版社 角川書店 角川スニーカー文庫 | |
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■ISBN 4-04-425804-X ほか | |
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■価格(税込み) 580円 ほか | |
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■発行年月 2003年6月 | |
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それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコシリーズで有名な庄司卓の新シリーズ。今年の6月に始まったシリーズで、1巻目は正直微妙と思ったのですが、2巻目以降期待できる感じなのでご紹介。 時は超光速航行も可能となった未来、人類はあらゆる惑星系への植民を行っていた。しかし、辺境星系では中央政府との経済格差などから、様々な不満が渦巻く…。そのような混乱を防ぐため連邦政府は、大規模な軍事力を保有している。その軍内でも特殊な任務を請け負う部隊は第80号部隊。通称エイティエリートと呼ばれていた。 退役軍人を祖父に持つボーエンはその小型機の操縦の腕を見込まれ、エイティエリートに推薦される。エイティエリートは通常その正体をを隠すため軍広報艦「ギャラクティックサーカス」に偽装し各星系を巡っている。 祖父からの指示で、ギャラクティックサーカスへ来たボーエンはそこで意外なものを見る。なんとエイティエリートの隊員は全員女性だったのだ。彼女たちは表の顔ではギャラクティックサーカスの人気アイドル、そして裏の顔はエイティエリートの有能な工作員!植民星系に争乱の兆しあればその星を強襲し、極秘裏に事件を解決する最高機密部隊だった。 女性だらけの部隊に一人放り込まれたボーエンの運命は、そして、エイティエリートに挑戦してくる謎の組織とは……。 まぁ、そこそこ読み込める本です。上にも書きましたけど、正直第1巻の時点ではこのレビューに載せるにはどうかなぁ…という感じでしたが、第2巻からおもしろくなってきました。この作者は長編シリーズが得意な人だからなぁ。たぶん、5巻くらいまで来ると一般的にも人気が出始めるのでhないかと思う。ま、読んでみて損はない本です。 (C)2003 庄司卓/角川書店(2003.12.23)
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■書名 イリヤの空UFOの夏(4) | |
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■著者名 秋沢瑞人 | |
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■出版社 メディアワークス 電撃文庫 | |
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■ISBN 4-8402-2431-5 | |
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■価格(税込み) 595円 | |
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■発行年月 2003年8月 | |
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以前にも紹介したイリヤの空UFOの夏の完結編第4巻です。 だんだん緊迫していく国際情勢、そして主人公浅羽にだけ心を解くイリヤ…イリヤの秘密を知ってしまった浅羽は自分の命を犠牲にしてまで戦わさせられているイリヤに対する思いを抑えきれずに、二人での逃避行に出る。 戦時体制下の街の中での逃避行は尋常なことではない、それでも様々な人との出会いを繰り広げながら二人は南へ南へと…浅羽の「おばあちゃんの家」とゆく…。その間もイリヤは徐々に体調を崩していく…。 そして、おばあちゃんの家に待ち受けていたモノは絶望的追っ手の姿、連れ去られるイリヤ、真実を聞かされる浅羽、世界の終わりとは?イリヤの精神の秘密とは?戦争は終結?宇宙人との戦い? その先に待ち受けているモノとは?イリヤがいなくなった夏休み明けの教室の真実とは?これまでの3巻で張りまくっていた伏線が全て明らかに!感動の超大作です、管理人も大絶賛します。 近年まれに見るしっかりした構成のシリーズでした、伏線の多さ、ギャグのセンスとシリアスとの兼ね合いのうまさなどなどなかなか楽しく読み込める本でした。ただ、この4巻であまりにも多くの伏線を明らかにしようとしたために、少し無理がかかっている感も否めません、もうちょっとページ数があれば良かったんですけどねぇvv。 (C)2003 秋沢瑞人/メディアワークス(2003.08.30)
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■書名 バカの壁 | |
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■著者名 養老孟司 | |
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■出版社 新潮社 新潮新書 | |
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■ISBN 4-10-610003-7 | |
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■価格(税込み) 714円 | |
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■発行年月 2003年4月 | |
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この4月にスタートした新潮新書シリーズの第1期の本です。著者の養老孟司はまぁご存じの方も多いでしょうが東大医学部出身のエリート。現在は北里大学医学部で教鞭を執っておられる方です。斬新な意見で社会問題を切っていく方として有名かと…。 本書でもその斬新さは発揮されています。まず、上の写真の帯にも書かれていますが「話せばわかる」なんて大ウソ!という見出しがやっぱり目につきますねぇ。社会の秩序を重んじる日本人が大好きな言葉「話せばわかる」を初っぱなから完全否定です。話してもわからない人間の方が世の中には圧倒的に多い!ということをわかりやすく検証。ちなみに話してもわからない人間の代表格はブッシュ大統領と対抗するウサマ・ビンラディン筆頭のイスラム原理主義の人達だそうです。 なぜ、世の中には話してもわからない人間が多く存在するのか。そこに「バカの壁」という大きな問題が発生しているのである。世の中で起きる多くの問題のほとんどはこのバカの壁に根元的な原因があるといってもよい。このバカの壁がいったいいつ頃から人類に浸透してしまったのか、そしてそれに対する対策は…。昔の人はバカの壁に気がついていた? 同時多発テロからオウム真理教、現代社会問題、寝てばっかりの大学生の生態、故事成語にユング心理学。ありとあらゆる分野でバカの壁が問題になっているということが明らかに! あなたのバカの壁は厚くなっていませんか?この本を読んでさっそくバカの壁壊しに取りかかろう!! (C)2003 養老孟司/新潮社(2003.05.05)
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